Facebook の Criterion Collection の頁で、米国版の「座頭市」ブルーレイセット(デジタル・リマスター版)が発売されたことを知った。全25作のフルセット。ブルーレイとDVD のコンボで、定価は224.95USD(約23000円)。ブルーレイのリージョンはアメリカも日本も一緒なので、日本のブルーレイプレーヤーでも視聴が可能なはずだ。
日本版のブルーレイ・ボックスのデザインと比較するとかなり派手目。好き嫌いが分かれるところかもしれないが、僕はかなり好き。ディスク数もブルーレイ&DVDで27枚とずいぶんとたくさん。
日本のパッケージデザインは渋めで、悪くない。こちらは過去のDVDボックス発売時の特典映像「聞書 座頭市:座頭市の軌跡/座頭市と呼ばれた男」と、2011年に放送された日本映画専門チャンネルの特番「勝新を待ちながら」の総集編も入っているが、ディスク数は20枚。定価は米国版よりかなり高めで56700円。
内外価格差は定価ベースで、実に33700円。ついでに実売価格で比較すると、日本版はAmazon.co.jpで26%引きの42156円。米国版はAmazon.comでは199.99USD(約20000円)だが、Barnes & Noble では112.49USD(約11500円)。
日本版には特典映像とオーディオコメンタリーがついているとはいえ、この価格差はなんというか、驚きというしかない。
と、ここまで書いて、改めて2つのデジタルリマスター版ブルーレイセットをそれぞれのサイトでスペックと内容を再確認して、驚いた。日本版は「座頭市」全作が収録されている訳ではなかったのだ。価格でも内容でも本家本元の日本版のほうが劣っているというのはなんとも不可解。
うーむ。……という訳で、米国版を Barnes & Noble で注文しました。
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